Panda diplomacy

SingporeのRiverSafariで見たキュートなパンダ、中国からのレンタルだと聞いて、日本の上野公園のパンダも借り物だった事を思い出した。
BBCやCNNによると、スコットランドは、サーモンなどの数十億ドルの輸出と引き換えにパンダ、カナダ・フランス・オーストラリアはウランの数十億ドルの輸出と引き換えにパンダ、シンガポールとタイは自由貿易協定にサインしてパンダ、マレーシアも協定にサインしたので、これからパンダを受け取る。
また逆にパンダを失ったのは、中国の反対にも関わらずオバマ大統領がダライ・ラマに会った事でアメリカ。
数が少なく、繁殖が難しいため、ワシントン条約により売買が禁止されているパンダ。欲しいという国全てに貸し出す訳でなく、見返りがある国だけに貸し出し、よりいっそう稀少価値を高めている。
一部の活動家からは保全よりも商業的になり過ぎているとの批判もある。でも、ここで上手いのは、三方良しになっていることだ。中国は貴重な資源や自由貿易を、受け取る世界中の動物園は、文字通り客寄せパンダを得て、お客はキュートなパンダを近くで見れて笑顔になる。
愛されパンダを巧みに外交利用する中国さすがです。日本にもこんな動物いないかね~。f:id:Yu-rynkazan:20131109164140j:plain



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